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【NOSAI 制度の概要 】 >>漫画で見る
@NOSAIの概要
(1)「NOSAI制度」は国の政策保険
農業は他の産業とは異なり、生産の過程で自然の影響を直接受ける割合が強く、このことが農業生産力を低めている原因のひとつとも言われます。このような状況を克服することは、極めて重要なことです。
自然の引き起こす農業災害に対して、NOSAI(農業共済)制度は農家経営を守り、農業生産力の発展に資することを目的に、国の定めた法律によって運営される公的な農業保険事業です。
(2)農業者の相互共助が基本
この制度は、恒久的な農業災害対策として、農家が共済掛金を出し合って共同準備財産をつくっておき、災害があったときは、その共同準備財産から被害農家に共済金を支払うというものです。
日本の農業は、多くの零細な経営によって行われている現実から、農業災害に対して、共同の力で計画的に対処する必要があります。このため、NOSAI(農業共済)制度は、農家の自主的な相互共助が基本であり、国の農業災害対策の柱として一種の保険方式をとっていることから、「組合等」「連合会」「国」の三者でそれぞれ共済責任を持ち、全国的な危険分散を図る仕組みをとっています。

(3)農業共済制度のしくみ
○NOSAI(農業共済)事業とは
農家からの「掛金」と国からの「補助金」で事故や災害に備えた資金を準備しておき、災害等を受けた農家に対して、損害を補償する、さらに損害の未然防止に取り組むという仕事が"NOSAI事業"です。

○一般の保険等とちがっている点
@NOSAI事業は、農家の相互共助をもとに、国が制度化した唯一の農業災害対策事業であるということです。農業は他の産業とちがって自然条件に左右されることが大きいこと、農業災害は予期しないときに、場合によってはきわめて広範囲に発生するという特性があることから、当然加入とされているものや義務づけているもの、あるいは任意にしているものがあります。
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A「共済掛金」に対して、国が多額の負担をしています。それだけ農家の負担は軽くなっているわけです。掛金に対する国の負担割合は、共済の種類によって多少異なりますが、「水稲共済」「園芸施設共済」「家畜共済」では50%、「大豆共済」では55%を国が負担しています。 |
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○NOSAI事業の流れ
NOSAI事業は「保険」方式で実施されています。各事業ともに、次のような流れで処理を行っています。
○掛けた掛金はどのように使われているか
農家が納入する掛金は、どのように使われているのか、紹介します。
掛金には農家が負担する部分と国が負担する部分があることは、先に紹介しましたが、例えば「水稲共済」では、農家の納めた掛金はその多くが蓄えられ、災害や事故が起こったとき支払う共済金の財源に充てられます。
災害等の規模や、共済の種類によって「組合と連合会」で共済金を支払う場合と、さらに「政府資金」を加えて、3者の共同責任で支払う場合の二通りがあります。
つまり、確実な補償を行うために「組合等」「連合会」「国」の三者でそれぞれ共済責任を持ち、共済金支払いには万全を期しているのです。

○災害が少なかったら掛金はどうなるのか
農業は自然条件にその災害が大きく左右されることから、程度はさまざまです。万
一に備えて共済金を支払うために資金を積み立てているわけですが、災害が小さい場
合や少ない時はその資金が増えていきます。
このとき、その一部について組合の総代会の承認を得れば、「猪侵入防止資材の一部助成」や「大型防除機導入助成」といった水稲の損害防止事業の費用に充てたり、
農家への「無事戻し金」の支払いにあてられます。 この積み立てた資金は、このよ
うに「共済金支払い」や関連事業等、限られた目的以外には使用することはできない仕組みになっています。


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