棚栄養満点!の広島菜を全国へ(佐伯区湯来町)

「広島菜入りの二重焼はいかがですか―」広島市佐伯区湯来町の森野栄さん(66)は、広島名産の広島菜を広めようと、生地に広島菜を練り込んだ二重焼を販売している。水稲約14eを栽培する傍ら、農閑期を利用して近郊のスーパーや各種イベントなどに出かけて実演販売する「森栄の広島菜入り二重焼」は、栄養価も高く常連客も付くなど人気を呼んでいる。

「全国的にはまだ知名度が低い広島菜。インパクトのあるもので広めたいという思いがありました」と話す森野さん。以前勤めていた食品会社で商品開発に携わっていたことから、8年前の退職を機に移動実演販売を始めた。

うっすら緑色をした生地の中身は、あん、白あん、クリームの3種類で、価格はひとつ90円。一日平均500個を売り上げる。
一緒に切り盛りする妻の悦子さん(61)は「広島菜はカロテンやビタミンC、食物繊維など栄養いっぱいですよ」と太鼓判を押す。
森野さん夫妻は「夢は全国を歩いて、広島菜をたくさんの人に知ってもらうこと」と話している。(西本)

【写真説明】
@広島菜入りの二重焼を販売する森野さん夫妻。ほかにも広島菜の漬物や地元特産のこんにゃくの加工品も販売する9月下旬からの農閑期を利用して県内各地に出かけている
A「全国を歩いて広島菜を広めたい」という森野さん夫妻