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安佐南区川内で野菜の栽培をしている溝口憲幸さん。(56)
8年前に会社を退職。「自然にやさしい農業にこだわる野菜作りをしている」のは広島市安佐南区川内の溝口憲幸さん。(56)
夏場はキュウリとトマトをビニールハウスで、ナスを露地で栽培し、キュウリ約10d、トマト約3dを、冬場は広島菜とホウレンソウをメインにハウス栽培し市場へ出荷している。特にナスは丸ナスと水ナスの二種を栽培し、水ナスは広島で初めてというパイオニア。毎年3月中旬から盆にかけて栽培する。
溝口さんのこだわりのひとつはボカシ肥料。広島市役所から広島市農林水産振興センター経由で食物かすをもらい、同量のぬかを混ぜてボカシを作り、これを香菜類の根元にほどこし野菜を作る。今年は100`ずつでボカシを作ったという。
朝4時に起床し朝もぎをして、昼休みをはさんで夕方まで収穫作業を続ける溝口さんは「農地をマンションやアパートなどの宅地にするより畑のままにしておきたい。次の世代へのつなぎとして野菜作りをやっているんですよ」と話す。現在、畑は8eだが、そのうち6eは高齢化で耕作されていない農地を借りての栽培だ。規模拡大を目指して、今後十年、十五年は野菜作りを続けていきたいと意欲的だ。
(京極)
【写真説明】
「次世代に農地をつなぐために野菜作りを続ける」という溝口さん。
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