台風13号が秋雨前線を刺激
集中豪雨で支流が氾濫
−NOSAIは損害評価に全力−
大きな勢力を保ったまま北上した台風13号は日本列島に停滞する秋雨前線を刺激し、各地で記録的な集中豪雨となりました。NOSAI西部管内の安佐北区や安芸高田市、安芸太田町、北広島町などでは台風最接近の前日から激しい降雨になり、各地の支流河川が氾濫。道路の崩落や農地の流出や冠水など広範囲で災害が相次ぎました。広島県がまとめた台風13号に関する農作物など農業関係の被害額は約13億4千万円(9/28現在)となっています。
1時間に75_の降雨で支流が氾濫
強い勢力を保ったまま接近した台風13号は中国地方に停滞する秋雨前線を刺激。台風が広島県に最接近した9月17日の前日、16日から激しい雨が降りました。広島市安佐北区綾ケ谷で21時から22時までの1時間最大雨量は75_を観測し、安芸太田町や安佐北区安佐町でも60_前後の非常に激しい降雨を観測しました。このため地域の支流河川が一気に増水・氾濫し、道路の崩落や家屋の床上・床下浸水、水田の水没や流出、土砂流入など水路や河川沿いの各地域で大きな被害となりました。また、最接近した17日から暴風域に入り、18日には最大瞬間風速は34.9bを記録。施設園芸や水稲倒伏などの被害も発生しました。
NOSAIは全力で損害評価に
NOSAI西部では、台風通過後から管内を見まわり、被害概況や情報を収集。また組合員さんからの被害届けや問い合わせの対応など被害状況の把握にあたり、上部団体となるNOSAI広島の協力を得て緊急体制で損害評価を実施。共済金支払い対象となる「建物総合共済」ご加入者について、懸命に共済金お支払いの手続きを行っています。
また、水稲共済については増水・氾濫した河川(支流)や水路沿いに被害が集中。流出や激しい土砂等流入で収穫の見込めないほ場もあり、被害申告のあったほ場について損害評価員さんの協力を得ながら、損害評価を実施。速やかに共済金支払いができるよう、処理を行っています。
被災されたみなさまに
お見舞いを申し上げます
台風13号の接近による記録的な降雨により、被災されましたみなさまに、心からお見舞いを申し上げます。
特に9月16日夜半には安佐北区綾ケ谷で75_、安佐北区安佐町や安芸太田町で1時間あたり降水量が約60_という降雨を記録し、河川や水路が氾濫。主要生活道路の崩落も各地で発生し、未だに復旧のめども立たないなど、組合管内各地域に大きな被害をもたらしました。
水稲共済では、増水・氾濫した川沿いで、ほ場の流出や冠水、土砂等の流入など被害が集中しているほか、建物共済においても、河川沿いで被害が発生し、強風によるビニールハウスへの被害や農機具共済においても被害が発生しているとの報告を受けております。
NOSAI西部では、"農業災害補償"というNOSAIの真価を発揮すべく、台風通過直後から管内の状況把握・被害調査を行い、職員が連日総力をあげて、損害評価をおこなってまいりました。
水稲共済については、年内の共済金支払いにむけて処理を進め、また園芸施設共済および建物共済の「総合共済」加入被害棟について、共済金のお支払いを迅速に行うよう、職員に指示しております。
甚大な被害に遭われましたみなさまの大変なご苦労、ご心労はいかばかりかと察し、一日も早い復旧をいただきたいと心から願っております。
役職員一同、被害を受けられたみなさまの立場に立って、共済金の早期支払いをさせていただくことを申し上げ、お見舞いの言葉といたします。
広島県西部農業共済組合
(NOSAI西部)
組合長理事 福本正彦
