労力軽減!おいしい乳で骨太に(佐伯区)


「草刈などの労力軽減に活用し、乳も利用したい」と自宅横の土地でヤギを飼育しているのは佐伯区の栗田隆三さん(83)。戦後、物がない時代に栄養補給のためにヤギを飼育していた経験があり、餌代もあまりかからず、乳も利用できるヤギをのり面へ放牧したらいいのではと注目していた。
 一昨年秋、一頭の雌ヤギを購入し、計画の第一歩を踏み出した。今年4月末、子ヤギが誕生。現在は2頭となっている。
 実際に約1年半飼育して、かなりの高さまで木の葉を食べたり、木の皮を食べることなどの性質がわかり始め、現在は考えていた放牧まではいかないが、いずれ120本余りの栗を植えたのり面へ放牧したいと研究中だ。ヤギの食べる草も好き嫌いがあるので、羊を一緒に取り入れることなど次々と考えが浮かんでいる。
 「ヤギの乳は自分の骨粗少症予防にもなるのでは」という思いもあった。今はまだ200ccぐらいしか絞れないが、飲むのはもちろんパンを焼くのに利用したりしている。「甘味がありおいしいですよ」と栗田さん。「バターやチーズにしてもいいかな。手助けしてくれる人がいてくれたらいいんだけどね」と話している。
 (桝本)

【写真説明】
「軌道に乗れば頭数をふやしてみたい」と栗田さん