あま〜いポップベリーとララベリーを町の特産品に(向原町)


「町の新たな特産品になれば」と安芸高田市向原町の向原農事設備有限会社(名川律夫会長69才)が、ポップベリーとララベリーを栽培。収穫期を迎えている。
 果実の形がポップコーンに似ていることから名前が付いた、ポップベリー・ララベリーは改良された桑の実。平成14年に農業生物資源研究所が育成した品種で、通常の桑の実よりも大きく、ポップベリーは4aほど、ララベリーは2aほどの実をつける。糖度が18度と高いのも特徴で、ジャムやジュースの加工に適しているという。栽培を始めたきっかけは、新聞の記事。「4年前にまだ日本に2千本しかなかった苗木のうち、140本を注文して、植え付けました」と名川会長。
 普通作付けをした翌年には、多くの甘い実を付けるが、これまでに鹿やカラスによる食害で、実を付けるどころか20eあった栽培面積の半分が枯れたという。「計画倒が続いたので今年こそはと、対策に網を張りました。今年は豊作です」と話し、「まずはジャムやジュースの商品化からはじめ、化粧品にも挑戦したい。町の活性化に役立てば」と意気込んでいる。(前山)

【写真説明】
「町の特産品にしていきたい」と名川さん