地元農家が先生に。今日の授業は田植え(北広島町)


 このほど北広島町戸谷の豊平西小学校(山本保秀校長・児童45名)の児童と都谷保育所(圓山章子所長)の園児、その保護者ら総勢80名が田植えを体験した。これは、稲作に触れることで子供たちに食の大切さを学んでもらおうと、数年前から小学校が地元戸谷営農組合(上川 勲組合長)の協力を得ながら取組んでいるもので、秋には地域をあげての収穫感謝祭も行う。
6年生以外の児童・園児らは裸足で田に入り、指導をする農家の方が手に持つひもに沿って腰をかがめながら苗を植えた。児童たちは「足が抜けん!」「腰が痛い!」など悪戦苦闘。園児たちはお兄ちゃん、お姉ちゃんを手本(?)にして見る見る泥んこに。一方、6年生は指導を受けながら田植機に挑戦。「まっすぐ植えるのは難しく」と真剣な表情でハンドルを握っていた。
上川組合長は「少し雑になるかなと思ったけど、きれいに植えられたし、子供たちも喜んでくれた」と田んぼを見ながら満足げな笑顔。
「普段、なにげなく食べているおコメがどう栽培されるのか学び、また実際に作業をすることで食べ物を大切にする心が生まれる。こういう授業ができる地元の方に感謝します」と下野邦江PTA会長は話し、「地域、学校、PTAが一体となり子供たちに稲作を通して食の大切さや地元の良さを教えるすばらしい体験学習です」と山本校長。(高橋)

【写真説明】
農家の指導を受けながら田植えをする児童。
(円)6年生は機械植に挑戦した。