食と農を楽しみながら"じねんと"交流(北広島町)


 北広島町溝口の食と農を楽しむ会『じねんと』では、地域住民との交流を図り、独り暮らしのお年寄りなどの憩の場にしようと、大豆栽培から豆腐作りに取り組んでいる。
 「じねんと≠ニは昔ながらに使う言葉で、自然に≠ニいう意味で、コツコツやればよくなるといった気持ちを込めてみんなで考えました」と話すのは、同会の下杉美智代表(55)。
 3年前、地元の女性会で活動しようと発足、その後男性の参加を機に、昨年4月『じねんと』として再結成。現在、38歳から69歳まで人が、地元の美和東文化センターで活動する。休耕田を活用し約6eで大豆を栽培、手作りの豆腐を食べようと加工作業にも取り組み、昨年は、「中国山地やまなみ大学」で、大豆栽培から豆腐作りまでの過程を体験する講座を5回開講、好評を得た。
 同大学のディレクターを務めた山本克也さんは、「都市との交流や生涯学習の面からも有意義なものになりました」と話す。
 会員の津川幹江さん(62)は、「今度はきなこにする青大豆を栽培して豆腐作りをしたい」と話す。「お互いに声を掛け合い、楽しみながら続けていきたい」と下杉代表。
       (岩崎)
▽「中国山地やまなみ大学」=県北の市町村とともに2001年4月に開学。県・市町村・講座主催者が三位一体となって自然体験や食体験など2百講座を運営するバーチャル大学である

 【写真説明】
(左)やまなみ大学で大豆栽培体験講座を受ける参加者たち
(右)やまなみ大学での豆腐作り体験講座の様子

『じねんと』下杉美智代表