れんげがいっぱい。さあ自然と親しんで(廿日市市)


 個性と魅力ある地域づくりに取り組む廿日市市佐方地区で、このほど、『れんげ祭りin佐方』を開催、家族連れなど約5千人もの人々で賑わった。
 同地域では、3年前から地元の3農家から稲作をしていない11〜4月の約半年間田んぼ5千uを借り入れ、田おこしやれんげの種蒔きなどの活動を続けている。
 「きっかけは、小学校で子供たちとふれあう機会があり、その際にれんげを知らないと言われたことから」と話す、れんげ祭り実行委員会の徳永征洋(ゆきひろ)専門委員長(63)。「自然と親しむことが少なくなっているなかで、ゆっくり自然の中で過ごしてもらいたい」と、同市の地域づくり支援事業の一環として実施している。
 スタッフがチラシやポスターなどを手作りし、祭り当日はれんげを使ったちらし寿司や山菜かき揚げなどを用意。れんげの花飾りなど昔ながらの遊びを手ほどきすると、「れんげでブレスレットを作ったのは初めて」と笑顔の子供たち。
 大野町から家族連れで来ていた川角智恵子さん(36)は「子供たちが自然と触れ合えるチャンスがあっていいですね。子供のころの遊びが出来て懐かしい」とほほ笑む。
 徳永さんは「地域の方の協力があって出来ること。これからも出来る限り続け、子供たちにもっと自然と一緒に遊ぶことなど教えていきたい」と意欲に燃えている。
       (桝本)

【写真説明】
「第3回れんげ祭りin佐方」でれんげ摘みや食事などを楽しむ参加者たち