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「農業地帯に住んでいるのだから、新鮮でおいしい野菜を子どもたちの給食に生かしたいんですよ」と、芸北町立雄鹿原小学校(計田春樹校長、児童41人)の石橋宏子栄養専門員(49)は話す。
同小学校では、これまでも地元でとれるリンゴやヤマメを給食に取り入れたり、給食で食べる米を児童が栽培してきた。本格的に地元農家の野菜を給食に使い始めたのは4年ほど前から。定期的に決まった量の野菜を確保するために着目したのが、学校近くの『雄鹿原ふれあい朝市』だ。週に2度開店する朝市に地域の農家が持ち込む新鮮な野菜を、石橋さんが直接買い入れ、使う。
児童に"農業指導"もする同朝市の永見進代表(73)は「朝市に出される野菜は"自家用"なので見た目のこだわりはありません。でも、新鮮さと安全性の高い野菜。地元のものを子どもたちに食べてもらいたい」と学校給食を応援する。
「『今日の給食は自分の家の野菜、近所の野菜かもしれない』という思いが、子どもたちの積極的な食につながっています。食に対する不安がある中で、それを払しょくするには地元の産品をできるだけ使うこと」と石橋さんは言い切る。
この日の給食は地元のカボチャ、ほうれん草などをたっぷり使った、名づけて「カロテンたっぷりメニュー」。4年生の南屋拓志くんは「地元の野菜がいろいろ出てくるので嬉しいし、おいしい」と元気いっぱいだ。(伊藤)§E
【写真説明】
⇒メニューを考えながら食材を選ぶ石橋宏子さん

↓地元の食材を安心して食べる児童たち

【写真説明】
@向原興農会の中土居郁夫会長(後列左)と小丸明義さん(後列左から3人目)とメンバーたち。 |