第7回通常総代会
新体制で「信頼のきずな」をステップアップ
−役員選任など9議案を承認・可決−
NOSAI西部の第7回通常総代会が5月24日に広島市中区のメルパルク広島で、総代総数215名のうち197名(本人出席145名・代理出席2名・書面出席51名)の出席をいただき開催されました。今回の総代会では、
今年度から展開する"「信頼のきずな」ステップアップ運動"にふさわしいNOSAI事業の展開、組合員の要望に応える組合運営をめざした9議案が提出され、慎重な審議が行われました。来賓に管内市町村長、広島県農業共済組合連合会長をお迎えし、議長には安芸高田市の沖土居利丸氏を選任。すべての議案は原案どおり承認可決されました。

感謝状の伝達
総代会の審議に先立ち、平成15('03)年度の事業推進功労者、任意共済事業推進優秀成績者へ広島県西部農業共済組合長表彰状が贈られました。受賞者は590名で、代表して安芸高田市甲田町の桜井昌へ受賞いただきました。

'03(H15)年度事業報告書の概要
'03(H15)年度事業実績によると、引受では水稲が転作面積拡大から前年度を大幅に上回る約79f減少。反面、大豆では約24f引受面積が増加しています。また果樹共済も3fあまり引受面積増となりました。建物共済ではNOSAI委員さんらの協力で約100億円の新規加入を確保しましたが、継続加入が低迷し、加入金額は前年を約9億円下回る結果になりました。
一方被害の状況ですが、水稲は天候に左右され病虫害、冷害等が発生。例年規模のの獣害もあり、共済金は前年度の3倍にあたる約4,500万円。家畜共済では事故低減対策等の効果で、今年度もいくらかの不足金を解消。建物共済では、共済金は9千万円でしたが、落雷による事故が目立っています。

組合財務の状況
事業収益のうち、共済掛金は掛金率の改定で水稲、家畜で前年より減少。他の事業は若干の増加となりましたが、結果として合計で約1,573万円の減となりました。また連合会から受け取った保険金は昨年より約1億3,500万円減。特に建物共済の事故が昨年に比べ少なかったことが要因です。
事業費用では組合員にお支払いした共済金が約3億8千万円で、建物・農機具1億1千万円、家畜2億円、水稲4,500万円などとなっています。結果として事業収益は約11億円。今年度は農作物を除く他の事業では剰余金を計上、結果として当期剰余金は約417万円となっています。
提出された議案
【第1号議案】
平成15('03)年度事業報告および決算の承認について
・昨年度の組合の事業実績などの報告。(4〜5nに関連記事)
【第2号議案】
平成16('04)年度事業計画の設定について
・ことしの事業計画などの承認(6nに関連記事)
【第3号議案】
平成16('04)年度の報酬の承認について
・役員報酬1,221万円(退任慰労金を含む)
・評価会委員報酬96万円
・損害評価員報酬722万円
・共済委員報酬1,913万円【第4号議案】
無事戻金支払額の承認について
・水稲無事戻金1,652万円ほか。
【第5号議案】
借入金の承認について
・今年度の借入金限度額を5千万円とする承認。
【第6号議案】
余裕金預入先決定について
・余裕金の預入先金融機関として7農協等、6銀行等、郵便局とする承認。
【第7号議案】
特別積立金取崩し額の承認について
・水稲等損害防止事業実施のために893万5千円を取崩す承認。
【第8号議案】
役員の選任について
・任期満了に伴い、役員に推薦された者を役員に選任する承認。
【第9号議案】
損害評価会委員の委嘱の承認について
・任期満了に伴う、損害評価会委員を選任する承認。
議長の沖土居利丸氏
(安芸高田市吉田町)
目標金額6,410億円
ことしの事業計画
ステップアップ!「信頼のきずな」
NOSAI西部は「信頼のきずな」をさらにステップアップする事業を展開していきます。総代会で引受総額6,410億円の事業計画承認を受け、大幅な制度改正も施行された今年は、みなさんに信頼される事業運営をはじめ、NOSAI西部をもっと身近に感じていただく取り組みにチャレンジしていきます。
「ステップアップ運動」を展開します
NOSAIのことを知っていただきたい、身近に感じていただきたい…こんな思いを形にする"「信頼のきずな」ステップアップ運動"を展開します。獣害対策等の情報や中古農機具の紹介、安心が一層充実した建物共済の推進など、農家の方が"必要"と思われる情報を継続的に提供、農業生産を応援する仕組みづくりに取り組んでいます。
また、NOSAI委員や組合員さんとのふれあいを求め、ホームページ開設でさまざまな情報提供を行うほか、広くNOSAI西部を知っていただくためにイベント等の開催をします。

事業別推進計画の概要
農作物共済
・ NOSAIの根幹となる制度であり、市町村、農協等と連携して引受もれの防止と転作耕地との整合性をはかる。
家畜共済
・ 家畜診療所、酪農・肉牛部会等と連携し、全頭引受をめざす。
・ 損害防止事業等から、死廃病傷事故低減意識の向上をはかる。
果樹共済
・ 果実連合会、柑橘センター等の協力、連携から制度の普及・継続加入に努める。
畑作物共済
・ 作付栽培面積を把握し、現地確認調査から収穫量の適正な設定に努める。
・ 一層の制度の普及拡大に取り組む。
園芸施設共済
・ 関係団体との連携を含め、制度の普及等を進め、農家経営の安定と定着化を図る。
建物共済
・ "新"住まいるチェックで加入者にわかりやすい推進を展開する。
・ 推進組織の活性化を図り、制度の普及・拡大に努める。
農機具共済
・ 農業機械の大型化・高額化が進むなか、状況に適した加入推進を展開。補償の充実をめざす。
おもな質疑応答
《質問》
尾山明三総代(安佐北区)
有形固定資産で土地の金額がゼロであるが、事務所は借地ということか?
【回答】小川参事
組合で土地は所有しておらず、事務所の土地は借地です。
《質問》
尾山明三総代(安佐北区)
未収共済掛金の金額が大きいが回収できるのか?
【回答】小川参事
未収掛金は、そのほとんどが家畜共済掛金です。これは家畜共済掛金の額が大きく、制度上掛金の分納が認められているためであり、今年12月までの回収見込みです。
《質問》
尾山明三総代(安佐北区)
評価会委員の中に職員がいるが、その報酬の扱いはどうしているのか?
【回答】小川参事
評価会委員報酬については総代へ諮り決定いただいているが、職員については報酬は支払っていません。