新たな産地をめざし、異業種から農業に挑戦(沖美町)


農業とは異業種の土木建設業から新規就農し、いちごとトマトのハウス栽培に取り組む「沖美べジタ有限会社」代表取締役空久保秀樹さん(28)。
平成14('02)年12月に会社を設立。産業廃棄物業者から町が借入れた産業廃棄物埋立地を町から借入れ、平成14年度「新農林水産業・農山漁村活性化総合支援事業」でフィルムハウス1棟(3,360u)を、翌年度同支援事業でフィルムハウス1棟(3,240u)を整備した。
初年度整備したいちごハウスでは、楽な姿勢で作業ができ低コストの広島方式高設隔離床栽培を導入し、「実の中心まで赤く甘いだけでなく酸味もあり昔ながらの味がする」広島県の推奨品種『レッドパール』を栽培。今年初収穫し県内のフレスタへ出荷した。また、据置栽培で少し早くいちごを収穫する試みや、いちごの収穫後にトマトの栽培ができないか試験をしている。
栽培の管理をしている中本雅彦さん(45)は、「全員が異業種からの新規就農のため、初めてのことばかりで技術員さんに教わりながら栽培しています。ここでいちごを食べた子供の『おいしい』との声から学校給食にも出て励みになりました。将来は沖美町をいちごとトマトの産地にしたい。」と話す。(畑)