|
カウコンフォートという言葉は、最近よく聞くようになりました。これから先乳牛の最大の敵、暑熱の期間がやって来ます。今回は暑熱対策について考えてみます。
本来、乳牛は涼しい気候を好み、平均体温は体感温度21℃から上昇し、次に呼吸数が上昇、24℃で乳量が減少し始め、25℃で乳量は大きく減少する(図1)ので、暑熱対策は体感温度21℃から開始してやれば良いと思われます。
暑熱対策としては、散水・細霧・送風などが考えられますが、散水や細霧は牛床を濡らせたり湿度を上げることから、逆効果になることもあります。残るは送風による対策という事になります。送風した場合の体感温度は、風速1m/秒で6.0℃、風速2m/秒で8.5℃低下するらしいのです。大型扇風機を牛4頭に1台の割合で、牛床から190cmの高さに45度の角度で設置し(写真)送風すると、風速0.5m/秒未満の牛床がほとんど無くなるそうです。折角ある扇風機、有効に使ってみては如何ですか? なお、携帯用の風速計が市販されています。
 |